ravideの食育=食表現 「なぜ、いま食育なのか②」
前回①部『食」生活習慣病、新型栄養失調の子どもたち』はこちらからご覧ください。
②日本の生産者さんとの協働
「健やかな美味しさを選び取る」には、そもそも安全安心で美味しい食材がなければ話になりません。しかし日本の食糧自給率は30%代であり、その作物をつくるにあたっても、種・肥料・農薬を輸入に頼っており、そうした観点も含めると本来の食糧自給率はさらに低い数値であり、なにか不測の事態が起きた時、日本は国民のことを守り切れないと言われています。さらにはその限られた生産者さんの中でも「有機農家」はわずか0.3〜0.5%しかいないそうです。
詳しくは東京大学大学院農学生命研究所教授:鈴木宣弘先生の記事をご参照ください。
私たち消費者が「生産者さんを守る」なんてことは大変おこがましいことであり、子どもたちの生活を守るためにも、日本の農家さんたちと連携、協働していくことの重要性が伺えます。

ravideでは、減農薬・無農薬の安心で美味しい食材を、給食に取り入れやすくするために、日本各地の生産者さんたちと連携することで、さまざまな食材を「産直」で届けています。食育の提案では、そうした食材に子どもたちが親しむ機会をつくり、さらに、保育園・幼稚園での「園内マルシェ」を通して、その食材を家庭へ届けることをしています。子どもたちは「リアル八百屋さんごっこ」を毎週楽しみにしてくれています。

よくある「有機栽培のお野菜BOX」を、消費者が手に取りづらい大きな理由が、その価格です。しかも、その際に気になるのは、食材そのものの価格よりも「送料」がネックになっていることが多いのです。ravideでは、給食で使用する食材と合わせて産直で送ってもらうことで、保育園と園内で購入する人たちみんなで送料を分かち合います。そうすることで、こだわりの栽培方法で育てられた、健やかで美味しい食材を、手に取りやすい価格、時にはスーパーよりも安い価格でご家庭へ届けることができています。食育×園内マルシェで、生産者さんたちと教育機関、子どもたちとご家庭をつなぐのがravideの食育です。
今だけravideの食育を1回、無料で試すことができます!ぜひお気軽にお問い合わせください。③部では「食×アート」の視点から食育を考えます。
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